不眠と漢方療法

更新日:2月19日

不眠

快食・快眠・快便という言葉があるように、夜ぐっすり眠ることは、健康の基本です。

しかし、寝つきが悪くて眠れない、途中で何度も目が覚める。早く目が覚めてそのあと眠れなくなる、といった不眠症に悩まされる人が、最近は増えているといわれています。こうした不眠の原因には、外部環境の変化や睡眠時の状況、病気などの身体的要因、薬物や中毒によるもの、年齢的な要因などがあげられます。

不眠の原因がはっきりしているときには、それ相応の対策がとれますが、大部分の不眠症は不安感や神経症などに起因するので、治療は意外に厄介です。こうした「心」のケアに適しているのが漢方薬です。


漢方ではこう考えます

漢方では、不眠は「心[しん]」の病気と考えています。心とは、心臓だけではなく、意識や精神活動など大脳系のはたらきも含まれる概念です。不眠は心のはたらきと密接な関係があるとされ、心に十分な栄養が行き渡っているときは問題ありませんが、何かの原因で心に栄養が行き届かなくなると、不眠症や不安感などの症状が起こります。


當主のココがポイント

よい眠りのためには漢方薬と共に脳への栄養補給が大切です

「眠り」とは、脳と体が休息している状態です。ぐっすり眠るためには、お風呂に入るなど体を温めることや、昼と夜の生活リズムを整えることなども大切ですが、眠りを導く「睡眠物質」が脳内にたっぷりと満たされることが必要です。

「睡眠物質」は、アミノ酸・ブドウ糖を原料とし、亜鉛・セレン・銅・ビタミンB12 などのミネラル・ビタミンの働きによって、脳内でつくられます。これらの働きによって、早く寝つくことや熟睡することなどが可能となります。

ぐっすりとした眠り、スッキリとした目覚めには、脳への十分な栄養補給が必要不可欠です。(『医学のあゆみ』2009、『薬の知識』2001)

また、なかなか寝つけない方のための、寝つきを良くするためのお薬で睡眠導入剤があります。睡眠導入剤を飲むと、深いノンレム睡眠(深い眠り)で分泌される成長ホルモンの分泌が減り、脳と体の細胞の修復が進まず、深い眠りが減り、疲れが取れにくくなります。また、睡眠導入剤を飲むと、記憶の整理をしているレム睡眠(浅い眠り)も減ってしまうといわれています。

最近、寝てるけど、疲れがとれない方、一度漢方療法を試してみてはいかがでしょうか。






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