頭痛と漢法療法

最終更新: 2月19日

頭痛の多くは、生活習慣・ストレス・体質などが原因となって発症するといわれています。しかし、そのメカニズムは明確に解明されていません。

現代医学では、群発性頭痛・筋緊張性頭痛・片頭痛の3つに分けて治療します。一般的には鎮痛剤が使われますが、鎮痛剤は症状を一時的に緩和する対症療法であるため、体質改善や生活指導などのカウンセリングに期待する人も少なくありません。


漢方ではこう考えます

漢方では、頭や脳のことを「清陽の府」と呼んでいます。「清陽」とは、脳を働かせるために欠かせないエネルギーや栄養物質を指し、何かの原因によって、この清陽が頭部に到達できなくなるために頭痛が起こると考えられています。


清陽に影響を与えるものの1つはストレスです。ストレスを受けると、自律神経をコントロールしている「肝」という臓器が影響を受けます。

肝の働きが乱れると、自律神経が乱れて脳血管運動が異常を起こして頭痛が発生します。高血圧による頭痛もこの中に入ります。


2つめの原因は冷えです。冷えを感じると血管が収縮するように、清陽も影響を受けて頭痛が起こります。


3つめの原因は水分代謝の異常です。水分の過剰な摂取などによって体内の水分が停滞すると、水分だけでなく清陽のエネルギーも停滞をして頭痛が起こります。



偏頭痛

頭部の血管が拡張し、炎症を起こして痛みが生じます。症状は、頭の片側または両側がズキンズキンと痛み、はきけを伴うことが多く、予兆として、目の前がチカチカしたり、イライラすることがあり、運動や入浴で悪化しやすくなります。


緊張型頭痛

精神的ストレスが続き、血管収縮で血液循環が悪くなって起こるものと、長時間同じ姿勢を続けるパソコンの使用などによって、頭部から首や肩の筋肉の緊張で、筋肉が硬直して血行が悪くなることで起こるものがあります。頭痛の特徴は、鈍い痛みで、肩こりを伴うことが多いです。


群発頭痛

ある期間に集中して起こることから、群発地震のよう・・・群発頭痛と呼ばれます。男性の方が発症しやすいと言われています。痛みは、頭部の片側で、目をえぐられたように耐えられないほどの激しい頭痛で、目の充血や鼻みずを伴うこともあります。

発症の主なきっかけは飲酒で、他にも喫煙や気圧の急激な変化でも起こると言われています。


気象病について

近年、気象病とか天気頭痛という言葉がクローズアップされています。人体は天候の変化に影響を受けることが分かっていますが、特に低気圧によって、一時的に耳鳴りやめまいが悪化することが多く、季節の変わり目や梅雨など、天候が不安定な時期ほど、不調を訴える方が増える傾向にあります。

低気圧により血流が緩やかになると、水分代謝も低下してむくみを生じやすくなります。また急激な気圧の変化により自律神経に大きなストレスが加わると、交感神経が刺激されて筋肉のこり痛みを生じる場合もあります。




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